絵本の選び方・読み聞かせの仕方など情報満載

厚生労働省社会保障審議会推薦
教科書に掲載されているお話

ぼくはオットー。ドイツで作られた、ほんもののテディベア。なかよしの少年デビッドとオスカーと三人で、楽しい日々をすごしていた。ある日、ユダヤ人だったデビッドは、両親と強制収容所に送られてしまう。そして数十年後、思いがけない幸せなときをむかえます。
この本は、ぼくたち三人の物語を伝える、ぼくの自伝です。

＜作者紹介＞
トミー・ウンゲラー（Tomi Ungerer)
1931年フランスのストラスブールに生まれる。児童向け絵本、大人むけの風刺漫画など多方面で活躍中。絵本だけでも150作以上を発表している。1998年国債アンデルセン賞受賞。現在、ストラスブールを中心に活動。代表作に「すてきな三にんぐみ」（偕成社）、「キスなんてだいきらい」（文化出版局）、「ゼラルダと人食い鬼」」「ぼうし」「ラシーヌおじさんとふしぎな動物」「魔術師の弟子」「月おとこ」「メロップスのわくわく大冒険」1・2（いずれも評論社）がある。
＜画家紹介＞
鏡　哲生（かがみてつお）
1965年に東京に生まれる。小学校時代をアメリカオハイオ州で過ごす。上智大学文学部卒業。放送局勤務を経て、現在、通訳やリサーチャーとして活躍中。絵本の翻訳に「おしゃべりレオくんやってきた！」（評論社）がある。