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ソロモンの白いキツネ


商品名

ソロモンの白いキツネ

出版社

あすなろ書房

著者

ジャッキー・モリス

画家

木内 達朗

翻訳者

千葉 茂樹

出版年

2018

対象年齢

小学校高学年~

価格

1,540円

サイズ 18.7cm×15.8cm
ページ数 64頁

12歳の少年ソロモンは、いつもひとりぼっち。学校になじめず、父さんとはゆっくり話をする時間もありません。
ある日、白いキツネが波止場にいると聞き、ソロモンは興味をもちます。本来、アラスカの森にいるはずの野生動物が、なぜシアトルのような都会にいるのか?
そぐわない場所で孤独に生きるふしぎなキツネに、自分を重ねあわせたソロモンは、少しずつ白いキツネとの距離をちぢめていきますが、そんな矢先、キツネはわなにかかってしまいます。さて、白いキツネの運命は?
10年もの間、悲しみの檻にとじこめられて身動きができなくなっていた家族が、白いキツネの出現をきっかけに、はじめて正面から向き合います。そして、北の森に封印されていた母の足跡が明かされていくのですが…。
大切な人を亡くしても、残された者は生きていかなくてはいけません。悲しい気持ちを抱きしめ、新たな一歩をふみだすチカラをくれる物語です。

<錯書紹介>
ジャッキー・モリス
1961年にイギリス、バーミンガムに生まれるイラストレーター、絵本作家。バース・アカデミー卒業。動物や自然を描いた多くの作品で知られる。翻訳の絵本に「こおりのなみだ」(岩崎書店)、イラストを担当した「サバンナのともだち」(光村教育図書)がある。ウェールズ地方の海辺の町在住。
<翻訳者>
千葉 茂樹
1959年に北海道に生まれる。国際基督教大学卒業後、児童書編集者を経て、翻訳家に。「スピルニー通りの秘密の絵」(あすなろ書房)、「シャクルトンの大漂流」(岩波書店)、「名探偵ホームズ踊る人形」(理論社)、「ツリーハウスがほしいなら」(ブロンズ新社)など訳書多数。北海道札幌市在住。


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