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ハーネスをはずして 北海道盲導犬協会の老犬ホームのこと
商品名
ハーネスをはずして
北海道盲導犬協会の老犬ホームのこと
出版社
あすなろ書房
著者
辻 惠子
出版年
2016
対象年齢
小学校高学年~
価格
1,430円
サイズ 四六判
ページ数 176頁
看取った盲導犬は、250頭。犬が好きで好きでたまらなかった著者が選んだ、老犬介護の仕事とは?
引退した盲導犬のための老犬ホームは、1978年、世界で初めて北海道盲導犬協会の中に誕生しました。この老犬ホームで28年間働く著者が、老犬ホーム設立のいきさつから、犬とのつらい別れまで、知られざる犬との日々を綴った活動報告エッセイです。
犬の12歳は、人に例えると67歳。13歳で70歳。14歳で75歳。盲導犬として働けるのは、10年ほど。引退が決まれば、盲導犬はユーザーのもとを離れなければなりません。深い絆で結ばれた者同士の別れはつらいものですが、本当の別れは、元盲導犬が犬生を全うするときにやってきます。それまでの時間を、「犬への最後の贈りもの」として、よりよいものにしようと奮闘する著者の姿は、盲導犬にかぎらず、生あるものと関わるすべての人の参考になることと思います。また、シニア犬の介護に役立つアイディアも!犬好きはもちろん、動物と関わる仕事に憧れを抱いているお子さんにもおすすめしたい1冊です。
<著者紹介>
辻惠子(つじけいこ)
1966年に札幌に生まれる。札幌市立平岸高等学校、北海道立武蔵短期大学卒業。1988年、北海道盲導犬協会の老犬ケネル(犬舎で犬の健康管理)の担当職員として採用され現在に至る。