絵本の選び方・読み聞かせの仕方など情報満載

ある日、鬼からの挑戦状がたけのこ園に届きます。「おれさまは、わがままで悪いこどもが大すきだ。相撲で勝負して勝てなければ、おれさまのコブンになれ。まっていろ。～鬼の親分より」。もう、園のこどもたちは大騒ぎ。さっそく相撲の練習をしたり、落とし穴を作ったり、豆を準備したり……。そうして、ついに約束の日がやってきます。が、園に現れたのは弱虫のオニタロウでした。さてさて、どうなることやら。節分に読んでほしいお話。

＜作者紹介＞　
こさかまさみ
兵庫県に生まれる。デザイン事務所勤務を経て、現在子育てをしながら童話を書いている。絵本に「どんぐりえんおばけ」「まこちゃんとエプロン」「こいのぼりじま」「リュックしょってピクニック」「どうぞどうぞ」（以上、福音館書店）など。童話に「おばけのクリリン」（福音館書店）がある。
＜画家紹介＞
北村　人（きたむらじん）
1981年に東京に生まれる。東海大学教養学部芸術学科卒業。イラストレーター、絵本作家。TOKYO illustration 2007公募にて銅賞入賞。挿絵を手がけた書籍に「ぼくの守る星」（神田茜 著、集英社）「そして生活はつづく」（星野源 著、文春文庫）などがある。絵本に「万次郎さんとおにぎり」「万次郎さんとすいか」（本田 いづみ 文、福音館書店）がある。