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貸出禁止の本をすくえ!
商品名
貸出禁止の本をすくえ!
出版社
ほるぷ出版
著者
アラン・グラッツ
翻訳者
ないとう ふみこ
出版年
2019
対象年齢
小学校高学年~
価格
1,760円
サイズ B6判
ページ数 336頁
ある日、わたしの大好きな本が図書室から消えたのが、このお話のはじまりだった――小学4年生のエイミー・アン・オリンジャーは、放課後に図書室でゆっくり本を読んですごすのが唯一の楽しみ。でもある日、お気に入りの本、『クローディアの秘密』が、図書室の棚から消えていた。この本が、「子どもにふさわしくない本」として、貸出禁止なったのだ。でも、ある本が子どもに「ふさわしい」「ふさわしくない」って、どういうこと? いったい誰が、どうやって決めるの? ――内気で、いつでもいいたいことをいえずにいたエイミー・アンだったが、貸出禁止騒動をきっかけに、友だちの助けを借りながら行動をおこしはじめる。やがて、その行動が大きな問題となってしまい…。
<作者紹介>
アラン・グラッツ
アメリカの作家。第二次世界大戦などの歴史を題材にしたYA、スポーツを題材にした児童書、小中学生向けのSFなど数々の作品を書いている。現代の小学校を舞台にした児童書は本書が初めてで、初の邦訳作品となる。
<翻訳者紹介>
ないとうふみこ
翻訳家。上智大学外国語学部卒業。おもな訳書に「きみに出会うとき」(東京創元社)、「マリーゴールドの願いごと」(小峰書店)、「新訳 思い出のマーニー」(共訳/KADOKAWA)、「ジュリア糸がつむいだ日」(徳間書店)、「ゴースト」(小峰書店)などがある。