絵本の選び方・読み聞かせの仕方など情報満載

サイズ　20×12cm
ページ数　56頁

ニュージーランドを中心とする英語圏に、赤ちゃんを育てている母親たちにエールを送る詩が伝わっています。子どもの世話に大わらわで、余裕をなくしているお母さんに、〝いま、かけがえのないこの子をいつくしんでやれているのなら、それで大丈夫だよ〟とやさしく寄りそう詩行は、世界中の養育者を励ましています。その英詩に、ふさわしい日本語訳と絵により、たしかな形が与えられました。すべてのお母さんに贈る、励ましの本です。

＜作者紹介＞
伊藤比呂美（いとうひろみ）
1955年に東京都生まれ。青山学院大学文学部卒業。女性の生理をあらわにした詩風で、デビュー以来現代詩最前線に立つ。ポーランド滞在などを経て、1984年熊本市に移住、また1997年より米国カリフォルニア州南部在住「良いおっぱい悪いおっぱい」など、育児エッセイの第一人者でもある。著書に「とげ抜き　新巣鴨地蔵縁起」「おなかほっぺおしり」「伊藤ふきげん製作所」「たぬき」「なっちゃんのなつ」など多数。
＜画家紹介＞
下田昌克（しもだまさかつ）
1967年に兵庫県に生まれる。1994年～1996年の2年間、中国、チベット、ネパール、インド、そしてヨーロッパを旅行。出会った人たちのポートレイトを描きつづけ、それを日本に持ち帰り、週刊誌での連載を開始。以降、本格的に絵の仕事をはじめ、現在にいたる。