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正吉とヤギ


商品名

正吉とヤギ

出版社

福音館書店

著者

塩野 米松

画家

矢吹 申彦

出版年

2021

対象年齢

小学校中学年~

価格

1,540円

サイズ 22×16cm
ページ数 128ページ

ある南の小さな島に暮らす6才の正吉の家に、生まれてまもない子ヤギがやってきます。長いまつげに、真っ黒なやさしい目。白くむくむくした元気な男の子です。「おれのヤギだ! おれのヤギ!」。大喜びの正吉は、小屋をつくったり草原に連れていったり……。おじいやおばあに見守られながら幸せな時間がゆっくりと流れていきます。けれども、ある日、島の沖合で轟音が響き、たくさんの黒い軍艦が現れます。太平洋戦争末期の沖縄が舞台の物語。

<著者紹介>
塩野米松(しおのよねまつ)
1947年秋田県に生まれる。作家。国内外で聞き書きを行い、失われゆく伝統文化・技術の記録を精力的に取り組んでいる。法隆寺・薬師寺の宮大工だった西岡常一氏、弟子の小川三夫氏らの聞き書き「木のいのち木のこころ」(新潮文庫)、「木の教え」(ちくま文庫)など、ロングセラーも多い。絵本に「なつのいけ」(ひかりのくに)、童話に「かぐやのかご」(佼成出版社)など。「おじいちゃんの小さかったとき」(福音館書店)がある。
<画家紹介>
矢吹申彦(やぶきのぶひこ)
1944年に東京に生まれる。月刊「ニューミュージックマガジン」「東京人」の表紙絵・デザインなど、グラフィックデザイナー、イラストレーターとして活躍。
著書に「矢吹申彦風景図鑑」(美術出版社)、「文人志願」(文化出版局)、「おとこ料理讀本」(平凡社)など、童話の挿絵に「ジャマイカの太陽」(岩波書店)、「めたねこムーニャン」(理論社)、絵本に「ぼくの絵日記」(エイプリルミュージック)「きょうりゅうがすわっていた」(福音館書店)などがある。


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