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いのちのおはなし
商品名
いのちのおはなし
出版社
講談社
著者
日野原 重明
画家
村上 康成
出版年
2007
対象年齢
小学校低学年〜
価格
1,430円
4年2組の教室の扉を静かに開いて、入ってきたのは、みんなのおじいちゃんよりも、もっとおじいちゃんのような先生です。「みなさん、こんにちは。」
95歳のわたしから、10歳のきみたちへ「いのちはどこにあると思いますか?」医師である先生は、聴診器でみんなの心臓の音を聞いてみましょうと言いました。生きているのは、この心臓が動いているからなのですが…「わたしは、こんなふうに考えます。」「いのちは、きみたちのもっている時間だといえますよ。」
<作者紹介>
日野原重明(ひのはらしげあき)
1911年に山口県で生まれる。10歳のとき、病気のため運動を控えなければならない日々の中でピアノに出会う。やがて母親の病気を治してくれた医師の姿を見て、自らも医師の道を目指す。1937年京都帝国大学医学部卒業。1941年聖路加国際病院内科医となり、現在聖路加国際病院名誉院長、同理事長、財団法人ライフ・プランニングセンター理事長、日本音楽療法学会理事長、日本ユニセフ協会大使などを務める。著書に「生き方上手」「十歳のきみへ」、翻訳絵本に「おばあちゃんおきおく」などがある。
<画家紹介>
村上康成(むらかみやすなり)
1955年に生まれる。創作絵本をはじめ、ワイルド・ライフ・アートなどのグラフィック関連で独自の世界を幅広く展開している。ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞、ブラチスラバ世界絵本原画展金牌など受賞を重ね、「なつのいけ」(ひかりのくに)で第8回日本絵本大賞を受賞。作品に「ようこそ森へ」、「ピンク、ぺっこん」(徳間書店)、「星空キャンプ」、「めだかさんたろう」(講談社)などがある。