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絵本の選び方・読み聞かせの仕方など情報満載

日本の昔話 Cセット

商品名

日本の昔話 Cセット

対象年齢

4・5歳~

価格

6,380円

「昔話は人間の内面を語り、無意識の世界を語っています。子どもたちは昔話を聞いていると、心の中に語りかけられ無意識の中で、生きる希望や勇気、そして生きる力を身につける」と、深層心理学者のブルーノ・ベッテルハイム氏は語っています。
昔話は口承文学ですから、それを絵本にすると挿絵が子どものイメージを固定してしまいます。それだけに絵の質の高さが求められます。現在出版されている「ももたろう」を集めると、数十種類はすぐ集まるほどたくさん出版されていますが、文学的にも美術的にも、質の高い絵本を選んであげたいものです。厳選された良い昔話絵本をセットにいたしました。

<おむすびころりん>偕成社
おむすびがおじいさんの手から転げ落ちて、穴の中へ。すると「おむすびころりん すっとんとん」という、歌が聞こえてきます。それを聞いて嬉しくなったおじいさんをねずみが穴の中へ連れて行き・・・日本古来のねずみ浄土話をリズミカルな歌と共に楽しく描きます。

<ちからたろう>ポプラ社
こんび(あか)から生まれた、こんび(あか)たろう。あかで作った人形に命がふきこまれ、力強い若者に成長し怪物退治に成功する民話。百かんめの金ぼうをかた手に、のっしじゃんが、のっしじゃんがと力修行にでて行くちからたろうのゆかいなお話。

<だいくとおにろく>福音館書店
何度橋をかけてもたちまち流されてしまう川に、橋をかけるよう村人に依頼された大工が、川岸で思案していると、鬼が現れて、目玉とひきかえに橋をかけてやるといいます。いいかげんな返事をしていると、2日後にはもうりっぱな橋ができあがっており、鬼は目玉をよこせとせまります。「おれのなまえをあてればゆるしてやってもええぞ」と鬼がいうので、大工は……。

<かにむかし>岩波書店
佐渡の話をもとにして書いた、鈴木棠三氏採集「佐渡島昔話集」の中の「蟹ムカシ」の複刻版。かにの情けをあだで返したさるに、親のかたきを討とうと子がにたちが、うすやハチの助けをかりて仕返しをする有名なさるかに話しの絵本。「かにどん かにどん、どこへゆく」、「さるのばんばへ あだうちに」といった繰り返しも耳に快く残ります。なめらかな文章で、読み聞かせにとても良く、あだ討ちの場面は、たたみかけるような口調になっています。漫画家特有のユーモアにあふれた墨絵風の絵が、この有名な昔話を巧みに表現しています。

<だいふくもち>福音館書店
怠け者のごさくは、ある晩、自分を呼ぶ声に家の中をさがしてみると、床下に300年も住みついているという大福餅を見つけました。その餅は小豆を食わせると次々と小さな大福餅を産みます。その餅を売りだすと、うまいうまいと評判になり、ごさくは大金持ちになりました。ところが、ごさくが欲張って山盛りの小豆を大福餅の上に積みあげて食わせたために……。

※絵本の見開きページは、HP【検索】欄より書名をご入力いただきますとご覧いただけます。


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