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日本の昔話 Dセット

商品名

日本の昔話 Dセット

対象年齢

4・5歳~

価格

6,490円

「昔話は人間の内面を語り、無意識の世界を語っています。子どもたちは昔話を聞いていると、心の中に語りかけられ無意識の中で、生きる希望や勇気、そして生きる力を身につける」と、深層心理学者のブルーノ・ベッテルハイム氏は語っています。
昔話は口承文学ですから、それを絵本にすると挿絵が子どものイメージを固定してしまいます。それだけに絵の質の高さが求められます。現在出版されている「ももたろう」を集めると、数十種類はすぐ集まるほどたくさん出版されていますが、文学的にも美術的にも、質の高い絵本を選んであげたいものです。厳選された良い昔話絵本をセットにいたしました。

<ないたあかおに>偕成社
村人となかよくしたい赤おにと、そのねがいをかなえてやろうと、自分が悪者になる青おに。おに同士の友情を感動的に描きます。

<ねずみのすもう>ポプラ社
貧乏なじいさまが山へ木を切りに行くと、「でんかしょでんかしょ」という音が聞こえるので、そっと見に行ってみると、2匹のねずみが相撲をとっていました。よく見ると片方のねずみはじいさまの家のねずみで、もう片方は隣の長者さまの家のねずみでした。「でんかしょ でんかしょ」のかけ声に引き込まれ、子どもたちもねずみの相撲に釘付けになることでしょう。

<きつねのよめいり>福音館書店
ある雨の日、おじいさんは山で死にそうになっているこぎつねを助け、なかよく暮らすようになりました。やがて美しい娘ぎつねになりましたが、ある日突然きつねは姿を消してしまいました。何日も探し歩いていると、急に日照り雨がぱらぱら降ってきたかと思うと……。松谷みよ子の再話による昔話の絵本。

<はちかづきひめ>福音館書店
子どものいない夫婦は、観音様に子どもを授かるよう毎日お願いしていました。ある晩お告げがあり、願いをかなえるが、生まれた子どもの頭に鉢をかぶせ、けっして脱がせてはならないというのです。生まれた女の子は、近所の子どもたちにいじめられ、母親がなくなるとさらにつらい日々を送りますが、やがて……。昔から親しまれている日本版シンデレラ物語。

<うまかたやまんば>福音館書店
ある日、馬方は浜辺でたくさんの魚を仕入れ、馬に乗せて歩いてしました。すると峠にさしかかったとき、山姥に「魚をおいてけ」といわれ、追いかけられます。馬方は怖くなり、魚の荷を投げて、山姥に差し出します。しかし、山姥はまだ追いかけてきて、馬方といた馬まで、すっかり食べてしまいます。さて、馬方の仕返しは……。はらはら、どきどきの連続、痛快な昔話絵本です。

※絵本の見開きページは、HP【検索】欄より書名をご入力いただきますとご覧いただけます。


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