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どんぐり喰い


商品名

どんぐり喰い

出版社

福音館書店

著者

エルス・ペルフロム

翻訳者

野坂 悦子

出版年

2021

対象年齢

中学生~

価格

2,310円

ページ数 344頁
サイズ 20×14cm

主人公の少年クロは貧しい家計を助けるため、学校をやめて働きに出る。豚やヤギの世話、建築現場の下働き……。内戦終結からまもないスペイン・アンダルシア地方で、人々は貧しさや社会の不条理に耐えながらも誇り高く生き抜き、クロもまた、たくましく成長していく。オランダを代表する児童文学作家エルス・ペルフロムが夫の少年時代の話をもとに描き、オランダで最も優れた児童文学に贈られる「金の石筆賞」に輝いた名作。

<作者紹介>
エルス・ペルフロム
1934年、オランダのアルネムに生まれる。翻訳や地元紙の編集などに携わったのち、1977年、『第八森の子どもたち』(福音館書店)を発表。オランダで毎年最も優れた児童文学に贈られる「金の石筆賞」を受賞する。85年には『小さなソフィーとのっぽのパタパタ』(徳間書店)で、90年には本作『どんぐり喰い』でと、三度にわたって「金の石筆賞」を受賞している。94年には、これまでの業績に対して、「テオ・タイセン賞」(青少年文学のための国家賞)」を贈られた。
<翻訳者紹介>
野坂悦子(のざかえつこ)
1959年、東京に生まれる。早稲田大学第一文学部英文学科卒業。1985年から5年間、フランス・オランダに暮らす。現在、オランダ語の子どもの本の翻訳やオランダ文化の紹介を中心に活躍。訳書に『おじいちゃん わすれないよ』(金の星社、第50回産経児童出版文化賞大賞)、『ミスターオレンジ』(朔北社)、『おいで、アラスカ!』(フレーベル館)、『第八森の子どもたち』『ばらいろのかさ』『ちいさな かいじゅう モッタ』(福音館書店)など多数。創作した絵本に『ようこそロイドホテルへ』(玉川大学出版部)、紙芝居に『やさしいまものバッパー』(童心社)などがある。


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