こそだてナビゲーション

絵本の選び方・読み聞かせの仕方など情報満載

ノクツドウライオウ―靴ノ往来堂


商品名

ノクツドウライオウ―靴ノ往来堂

出版社

あすなろ書房

著者

佐藤 まどか

出版年

2023

対象年齢

中学生~

価格

1,650円

サイズ 四六判
ページ数 224頁

2024年度第70回青少年読書感想文全国コンクール<中学校の部>に選定

あなたの人生を変える魔法の靴店!
高いビルの間にちょこんとはさまっている小さな建物。くすんだ色のレンガ造りのこの店は、築100年のオーダーメイド靴店「往来堂」だ。店主は、靴職人の祖父。孫の夏希は、シューズデザイナーを夢見る中学生で祖父を尊敬していた。ある日、店の後を継ぐはずの兄が突然いなくなり、店は危機的状況となった。夏希は後を継ぐべきか悩める日々を過ごす。そんな中、この店の土地を買い取りたいという土地開発会社の人たちが来た。祖父は、その内の1人の靴をみて足に合っていない靴を履いていると指摘する。その人は、どんな靴も合わないのであきらめていると話した。祖父が助言すると、その人は靴を注文することになった。でき上がった靴を渡してまもなく、その人が来店して言った。「まさか自分の人生が、たった一足の靴で変わるとは思いませんでした・・・」これらのいきさつを見ていた夏希は、自分の向かう道をさだめていく。
シューズデザイナーを夢見る中学生をさわやかに描いた青春ドラマ!

<作者紹介>
佐藤まどか(さとうまどか)
「水色の足ひれ」(第22回ニッサン童話と絵本のグランプリ大賞受賞・BL出版)で作家デビュー。主な著書に「ぼくのネコがロボットになった」「リジェクション」(以上、講談社)、「つくられた心」(ポプラ社)、「一〇五度」(あすなろ書房)など。イタリア在住。日本児童文学者協会会員、季節風同人。


ページの先頭へ戻る

キーワード検索