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ぼく、だんごむし


商品名

ぼく、だんごむし

出版社

福音館書店

著者

得田 之久

画家

たかはし きよし

出版年

2003

対象年齢

4歳~

価格

1,320円

子どもたちに人気のダンゴムシ。でもその生態は案外知られていません。じつは昆虫ではなく、エビやカニと同じ甲殻類のなかまなのです。その固い外皮を作るためにはカルシウム分が必要なので、時折コンクリートを食べています。だから、わたしたちの身近でよく見られるのですね。落ち葉をはじめ、いろんなものを食べる「自然界のお掃除屋さん」ダンゴムシ。そんなかれらの生態を暖かく親しみやすい貼り絵で描いた自然観察絵本です。

<作者紹介>
得田之久(とくだゆきひさ)
1940年に横浜に生まれる。明治学院大学社会学部に在学中から、創造美育協会に入会、子どもの絵について研究した。後、子どもの本の魅力にとりつかれて大学を中退、野生動物”昆虫”をテーマに絵本を描き始める。絵本の作品にデビュー作の「かまきりのちょん」(福音館書店)をはじめ、「昆虫ーちいさななかまたちー」、「昆虫?−そのくらしをみようー」、「池や小川の生物」、「昆虫カード」、「ふしぎな花キノコ」(以上福音館書店)、「えほん・ちいさなせかい」全4冊、「得田之久・昆虫アルバム」全6冊(以上童心社)などがある。日本昆虫学会会員。
<画家紹介>
たかはしきよし
1929年に京都府に生まれる。油彩を中心に画家として活動のかたわら、動物・昆虫などの生態を克明に描いた絵本を制作。「夏の虫 夏の花」「野の花道ばたの草」「うごく」(以上、福音館書店)、「庭の1年」(講談社)、「カブトムシのかいかたそだてかた」(岩崎書店)、「幼年版・ファーブルこんちゅう記」「幼年版・シートン動物記」シリーズ(ともに、あすなろ書房)など著作多数。


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