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きつねの橋


商品名

きつねの橋

出版社

偕成社

著者

久保田 香里

画家

佐竹 美保

出版年

2019

対象年齢

小学校高学年~

価格

1,540円

全国学校図書館協議会・選定図書(2020)
産経児童出版文化賞・JR賞(2020)
日本子どもの本研究会選定

サイズ 22cm×16cm
ページ数 214頁

ときは平安時代。主人公平貞道(たいらのさだみち)は源頼光(みなもとのよりみつ)の郎等(ろうとう)。郎等になってすぐに妖怪の白きつね・葉月(はつき)と知り合い、立場を超えて互いに助け合うようになる。貞道は少し先輩で弓の名手である季武(すえたけ)ととりわけ仲が良く、不遇な斎院の姫を助けたり、少年時代の藤原道長の護衛をしたり、盗賊の袴垂討伐に加わったりと忙しい。この物語は貞道が京都にでてきたばかりの若者の頃であるが、貞道はのちに渡辺綱(わたなべのつな)、坂田金時(さかたのきんとき)、平季武(たいらのすえたけ)とともに頼光四天王(らいこうしてんのう)として勇猛を知られるようになる。

<作者紹介>
久保田香里(くぼたかおり)
岐阜県に生まれる。現在は長野県下伊那郡に在住。第3回ジュニア冒険小説大賞受賞作品である。『青き竜の伝説』は岩崎書店より刊行。『氷石』第38回児童文芸新人賞、本書で第67回産経児童出版文化賞・JR賞を受賞。他に『緑瑠璃の鞠』『駅鈴』『根の国物語』『天からの神火』『もえぎ草子』などがある。日本の古代を舞台にした物語を書く。
<画家紹介>
佐竹美保(さたけみほ)
デザイン科を卒業後、上京。SF・ファンタジーの分野で多数の作品を手がける。主な仕事に『虚空の旅人』『蒼路の旅人』『不思議を売る男』『宝島』『幽霊の恋人たち』『西遊記』『フランダースの犬』『魔法使いハウルと火の悪魔』『ローワンと魔法の地図』などがある。


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