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スペルホーストのパペット人形


商品名

スペルホーストのパペット人形

出版社

偕成社

著者

ケイト・ディカミロ

画家

ジュリー・モースタッド

翻訳者

横山 和江

出版年

2024

対象年齢

小学校高学年~

価格

1,650円

サイズ 22cm×16cm
ページ数 159頁

全国学校図書館協議会・選定図書

スペルホーストという元船乗りの孤独な老人が、おもちゃ屋で偶然みつけたパペット人形を買いました。王さまとオオカミ、少女と少年、フクロウの、5体でセットの人形です。老人は少女の人形の目をみつめながら「すまなかった」と涙を流し、1通の手紙を書き残すと、次の日亡くなりました。人形たちは手紙といっしょに古ぼけたトランクの中に放りこまれ、語るべき物語がはじまるのを待ちました。人形たちにはそれぞれ語りたい夢がありました。偉大な王国を築く夢、森をかけぬけ野生に生きる夢、世界中の美しいものにふれる夢、冒険にのりだし栄光を手にする夢、大空へと羽ばたく夢。
やがて人形たちは、幼い姉妹がくらすお屋敷に引きとられました。姉のエマはさっそく家のパーティーでお客様に人形劇を披露しようと、台本を書きはじめます。「わたし、手紙を読んだの。すばらしい人形劇になるからね。」それは、愛する人を残して海に出た少年の物語でした……。
「完璧にみがかれた小石のような物語」「友情と冒険についての知恵がつまった本」。英米では発売以来つぎつぎと主要な新聞雑誌に書評が載り、ニューヨークタイムズのベストセラー入りした作品。

<作者紹介>
ケイト・ディカミロ(Kate DiCamillo)
アメリカの児童文学作家。『おやすみの騎士デスペローの物語』(ポプラ社)と『空飛ぶリスとひねくれ屋のフローラ』(徳間書店)でニューベリー賞を2度受賞。2014~2015年にはNational Ambassador for Young People’s Literatureを務める。作品に『きいてほしいの、あたしのこと ウィン・ディキシーのいた夏』『愛をみつけたうさぎ』(共にポプラ社)、『ベアトリスの予言』(評論社)『レイミー・ナイチンゲール』(岩波書店)などがある。
<画家紹介>
ジュリー・モースタッド(Julie Morstad)
カナダのイラストレーター・絵本作家。自作の絵本は『きみが生きる いまのおはなし』(文研出版)、『きょうがはじまる』(BL出版)、絵を担当した絵本は『サディがいるよ』(福音館書店)などがある。


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